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松阪牛の一頭買い復活に挑む「お肉博士」をDIYで応援する!

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アイデアをカタチにする楽しさを伝えたい!ヨシヒロです。

さて、久々に大物の制作案件です。作るモノも物理的にでかいけど、プロジェクトとしても壮大です。なんと、50kg前後もする牛肉の塊を天井から吊るす装置を作る!という壮大なチャレンジです。

なぜそんなチャレンジをすることになったか?というと、お肉やさんの三代目跡継ぎ娘(同級生)からお願いされたからです。頼ってくれる同級生には無償の愛…じゃなくて無償のDIYで精一杯協力したい!ということで、僕にとっても初めてのチャレンジです。

この記事は、何か重たいものを運びたい、吊り下げたい、というニーズをお持ちの方の参考になれば幸いです。重たいものを移動するための道具を紹介していきます。

ちなみに、三代目跡継ぎ娘は現在、クラウドファンディングに挑戦中です!このクラウドファンディングでは松阪牛の一頭買いを復活させる!というのがミッションになっていますが、一頭買いした重量級の松阪牛を女性一人でも移動したり吊り上げるために、今回の装置作りが必要なんですね。

ぜひクラウドファンディングの方も応援していただければと思います!美味しい松阪牛のリターンもありますよ♪

クラウドファンディングは2019年9月23日をもって終了しました。
ご支援ありがとうございました。

「お肉博士」の松阪牛一頭買いをかけたクラウドファンディング画像クリックでCAMPFIREのページへ移動します

重量物を吊り上げるために必要なもの

さて、僕自身、重量物の運搬など全く扱ったことがないので、どうすればいいか全くわからずの状態からスタートしています。

重量物と言っても様々で、今回はお肉の塊=枝肉です。自分が枝肉を運搬することを考えるなんて夢にも思っていませんでしたが、どこで自分の趣味が役立つかわからないもんですね(笑)

まずは枝肉を運ぶのに何が必要か?どんな導線か?を考え、現場を確認し、一通りの必要器具を洗い出しました。DIYをするのですが、全ての器具をDIYするわけではなく、耐荷重が必要で安全にも関わる部分は、きちんとした製品を購入して対応します。

そして、細かなところはDIYで手作りで対応していく、という作戦です。

そんなわけで、この記事ではまず重量物の運搬、吊り下げに必要なアイテムのご紹介です。実際にお肉を吊り下げるためにDIYしたものや全体の使用イメージなど、おいおい書いていきますのでお楽しみに。

昇降機能付き台車

こちらはゴールドリフターの昇降機能付きの台車です。上の写真にもあるように、台車のテーブルが上下することで、重量物を持ち上げることが可能です!

上の写真では華奢な作りなように見えなくもないですが、これでも200kgを持ち上げることができる優れものです!これだけの耐荷重があればどんな重たい枝肉も持ち上げることができそうです。

この昇降機能付きの台車は、枝肉をテーブルの上に載せるために使ったり、トラックからの荷下ろしのために使ったりすることを想定しています。

跡継ぎ娘曰く、先代(お父上、お爺様)は枝肉を担いで搬入されていたそうです。そんな光景を見ると、やっぱりお肉屋さんというのは“男の職場”なイメージなのかもしれませんね。でもこれからの時代は、どんな業界だって男しか無理、女しか無理みたいなことはなくなっていきます。

もしお肉業界がまだ男職場という認識であれば、松阪牛・黒毛和牛専門の田中精肉店の三代目から業界をリードしていってほしいですね。

チェーンブロック

 

次はチェーンブロックと呼ばれる重量物を吊り上げる道具です。枝肉には巨大なS字フックが付いていて、それを引っ掛けて天井から吊るすそうです。吊るした状態で、ノコギリみたいな包丁でお肉をそぎ落としていくそうです。

50〜70kgはあるであろう枝肉を天井からぶら下げるためには、こういった器具が不可欠ですね。チェーンブロックは重量物をフックの先に取り付け、手でチェーンを引くと重量物が簡単に持ち上がる仕組みです。

小さな力で重たい荷物を持ち上げられるように設計された優れもの装置ですね!

パイプトロリー

 

最後はパイプトロリーをご紹介します。なんじゃこれ?って感じかもしれませんが、これも大事な部品の一つなんです。パイプトロリーの下端には先ほど紹介したチェーンブロックを取り付けます。そして、天井付近に這わせたパイプの上に黄色いローラー(タイヤ)を載せることで、チェーンブロックとそれが釣り上げた重量物を、パイプ状を這わせるように水平移動させることができます。

今回、お肉屋さんのお店の天井には既にパイプが通っていたので、そこにチェーンブロックを取り付けるための“つなぎ役”としてスリーエッチのパイプトロリーを選定しました。パイプトロリーとチェーンブロックの取り付けイメージはこんな感じです。

スリーエッチ PR-250カタログ抜粋スリーエッチ PR-250カタログより抜粋(画像クリックでカタログを開きます)

好きなことで誰かを応援できる喜び(余談)

今回ご紹介したような器具を使いながら、あとは枝肉を移動させるための木製パレットを制作する予定です。こちらは完成した段階でまたご紹介したいと思います!

余談ですが、僕がDIYとか好きなんだということを同級生の跡継ぎ娘は知っててくれて、それで今回声をかけてくれました。自分にはやや荷が重いか?(物理的にも、気持ちの面でも)と、声をかけてもらったとき一瞬だけ考えましたが、迷ったらトライ!やってみよう!ということでその場で引き受けました。

自分が大好きなDIYという趣味を活かして誰かを応援できるなんて、こんな嬉しいことはないですからね。こんな面白いプロジェクトに関わらせてくれて、声をかけてくれた同級生には感謝です。

僕は大工でもなければモノづくりの職人でもないので、DIYはいわゆる“趣味”のレベルを脱していません。それでも、こうやってプロジェクトに携われるわけです。もちろんたまたま同級生だったという繋がりがあったからですが、同級生でなくとも“好きなこと”で人と人とが繋がってプロジェクトになる時代はもうそこまで来ているように思います。

今回は重量物を移動したり吊り上げるための器具をご紹介しました。この記事の続きとして、枝肉を運搬する木製パレットの制作について、あとは実際の使用感についてなど、引き続きご紹介していきたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!あ、クラウドファンディングもぜひのぞいてみてくださいね!よろしくお願いします!

クラウドファンディングは2019年9月23日をもって終了しました。
ご支援ありがとうございました。

「お肉博士」の松阪牛一頭買い復活をかけたクラウドファンディング画像をクリックでCAMPFIREのページへ移動します